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君の知らない玉手箱

溶けそうで溶けない、アイスクリイムのようなブログ。

アルトネシリーズ 共通設定

オリジンにコスモスフィアはない。ベータ純血種が作られたとき、魔法の力を作用する「想いの源」を解析できるように、コスモスフィアというプログラムが組まれた



レーヴァテイルは自分の所属する塔から離れると詩魔法が弱くなる
現在ではヒュムネクリスタルはプラティナでしか作れない
作りかたは、グラスノをメインとする殻の結晶に規則性のある波動を当てて、
中のH価(導体H波という波動の力の強さ)を作用させる。
その作用させたH価は保存されるので、それが詩魔法として記録される



コスモスフィアは、ダイブするダイバーによってその世界や達成レベルが違う。ダイブレベルというものはヒロインの精神世界自身が決定しているものではなく、ダイブマシンが決定している。ダイブ開始直後のイニシャライズで、ヒロインのFFTに対して低周波から高周波に向かいダイバーのFFTをアタックさせる。その時の拒絶がある一定以上発生した段階で、周波数を固定する。そこが、現在のダイバーのダイブレベルという事になる。また、一人のダイバーが見られる精神状態は、全体の数%にも満たないと言われている。各レベルでの目的は、レーヴァテイルの未完了を消すことではなく、レーヴァテイルの未完了の1つを通して、レーヴァテイルとダイバーがわかり合い、レーヴァテイルが心を許してもらう(=更に高周波へのアクセスを許してもらう)事。その副次的な特典として、未完了のいくつかが解決する事もあるが、他にもまだ沢山の未完了が眠っている。



ベータ純血種は、1つの「中核三角環」というものから作られる。「中核三角環」を三極式培養槽に入れて、1年間培養する。その中で、人間に換算して6歳分の成長をする。1年経つと培養槽から出され、普通の生活をするようになる



β純血種の寿命は150年肉体に関しては、ベータ純血種に関しては150年の寿命と共に消失する。これは、ベータ純血種の心「コスモスフィア」と身体の両方を司っている「中核三角環」が150年で機能を停止してしまうため。



ダイブする側にも年齢制限がある。これは、精神の成熟や社会的常識を身につけていた方が事故率が低いため。物理的には子供でもダイバーは出来るが、ダイブの真髄がレーヴァテイルの心の葛藤を解決したり過酷な世界を旅したりすることだから、あまり良い結果にはならない。だいたい15歳以上がダイバーに適していると言われている。ミュールはアルトネリコとの交信時に様々なプロトコルを端折っている為、若干反応速度が早い



レーヴァテイルの詩魔法の効力は「想い」の部分がメイン。詩は専門的には「搬送波帯」と呼ばれていて、詩自体が直接力を発揮するわけではない。レーヴァテイルの詩は時間軸に縛られたものだが、歌っているときの彼女達の「想い」の部分は時間にとらわれない。結論としては、歌い始めてすぐの瞬間に、その詩に込められた全ての想いが魔法となって放出される。瞬間的に効果が出る。専門的にはこれを「ωスペクトラム(時間軸展開された周波数特性)」と言い、詩魔法はこのωスペクトラムに応じた力を瞬時に出力する。歌っている瞬間瞬間で更に効果が変動したりする。そういう意味では、例えばサビを唄っているときには微妙に効果が強まったりもする



オリジン、ベータ共に男性レーヴァテイルは存在していない。何故女性形態しか存在しないかは、今となっては闇の中。先祖返りで中核三角環が発生することはない。そもそも第三世代とベータ、オリジンとでは、身体の構成自体が全然違うから、身体を形成する源である中核三角環が、その他の「何か」から創られることはない



レーヴァテイルがダイブする側に入ることも出来る。その時は人間として認識してログインすることになる。レーヴァテイルがダイバーとしてダイブマシンに入る場合、ダイバー側のレーヴァテイルは詩魔法は紡げない。厳密には紡ぐ可能性はあるけど、それは現実世界で紡ぐのと同じくらい大変。ダイブマシンはダイバー側とレーヴァテイル側で、走査しているインターフェイスが全然違う。レーヴァテイル側はレーヴァテイル質をスキャニングするように作られていて、ダイバー側は、人間の意識部分を抽出するように作られている。すなわち、2つは外観は同じでも、中身は全然違うマシン。レーヴァテイルがダイバー側に入ったときは、レーヴァテイルの人間質の方だけが認識される。



管理者の交代は今でも技術的には可能。ただしフレリアは第一塔に戻らなければならない。管理者交代が出来る場所はリンカーネイションしか無いから、シュレリアもフレリアも同じ。



ダイブで人間、レーヴァテイルが障害を負うことは実際には殆ど発生しない。ダイブ屋は常にダイブ中のFFTスペクトラムを監視していて、その変動が著しい異常をきたしている場合、強制終了をさせることが義務づけられている。もちろんミスをすることもあるし、あまりに急激な変化を起こせば対応できないこともある。そういう場合は精神的に大きなダメージが与えられていることが多いため、サルベージ後にしばらく安静にしている必要がある。その状態で何らかのハプニングが発生し、サルベージすらも出来なかった場合、数分間その状態で放置すると精神が崩壊し、死に至ってしまうことがある。実際の死亡件数は数年に一度有るか無いか、という程度。ライナーがあれだけ過酷な精神世界冒険をしながらも、現実世界で一度も死んだり異常をきたしたりしていないから、その安全性は相当なものと考えて大丈夫。



インストールポイントは、レーヴァテイルの発症を前後して、最初はアザのように浮き出る。昔はそれがレーヴァテイル質の発症だと分からなかったため、「タトゥリスタ病」という病気として扱われていた。それからしばらくは、アザの形はとても曖昧で緩い形のまま。しばらくゆっくりと形成され、今のオリカやミシャのような、明確な形へと固まっていく。その速度は個体差があるので一概にどれくらいかは言えない。


レーヴァテイルにも音痴はいる。シュレリアは音痴。レーヴァテイルが「ヒュムノスワードを謳う」ことと「歌を唄う」ことは、見かけ上一緒に見えるけど、レーヴァテイル的には全然違うプロセスで行われている。具体的には「歌を唄う」場合は人間と同じ、歌を唄おうと思って唄っているに過ぎない。でも「ヒュムノスワードを謳う」場合は、歌い始めて精神を集中させた瞬間から、自身はほぼ全意識をそのヒュムノスワードの想いに持っていかれる。これは、処理する増幅塔であるアルトネリコに対して処理プロセスを伝送するためで、その付帯事象として「詩」を謳うという行動をとっているに過ぎない。だから、簡単に言えば「ヒュムノスワードを謳っている」時と「歌を唄っている」時とでは、身体の中で使っている器官が全然違う。だから、ヒュムノスワードは誰でも正確無比に、素敵に歌えるけど、普通に唄う歌は音痴というレーヴァテイルは沢山いる。




基本的にヒュムノスはヒュムネクリスタルの中に「想い」が詰まっているだけであって、「詩」が詰まっているわけじゃない。だから、同じ想いを元に違う人が作曲をしたら全然違う曲になるように、ヒュムネクリスタルをダウンロードした人によって詩が違うのは普通の事。でもそこにこめられた想いは同じだから、同じような効果として発動する。一つだけ例外があって、ファンタスマゴリアみたいな詩の場合はクリスタル同士に予めリンクをかけておいて、詩の想いを共有するような『シンクロナイザー』というプログラムを入れておく。それによって同じ詩を謳う事が出来たりするけど、ファンタスマゴリアの場合は3人にダウンロードされたそれぞれのクリスタルの中にシンクロナイザーがプログラムされていて、その部分に関してのみ精神を共有出来るようになってる。これはコスモスフィアのLV9よりも奥にある深層意識を使っている技術だそうなんだけど、今ではそれをプログラム出来る人は殆どいない。



レーヴァテイル質が発症し、レーヴァテイルとして存在するのは女性のみ。しかし、レーヴァテイル質が発症せずに一生を終えてしまう者もいる。それは女性だけでなく男性もそう。発症するしない関係無しに、レーヴァテイル質は男女問わず多数の人間に存在している。とある統計によると、潜在的レーヴァテイル比率は0.5pppr弱と言われておる。ppprとはperson per potential revatail…すなわち潜在レーヴァテイル比率の事で、男女合計全人口に対するレーヴァテイル質を持った人数の比率を意味している。0.5弱というと、男女合わせて二人に一人はレーヴァテイル質を持っているということ。レーヴァテイル質を持っている者がたまたま男性だったりする事は、女性と同比率で存在する。だがしかし、男性は「発症」をしないため、それは次の子孫に引き継がれていくだけに留まる。



ミュールはシュレリアよりも処理速度が速い



厳密には第三世代にもヒュムネコードは存在する。ただ、そのスペクトラムが塔「アルトネリコ」に登録されていないだけの事。元々β純血種は作られた命だから、その大元である中核三角環を培養した時に、その中核三角環からFFTスペクトラムを計測し、その一部分をサーバーに記録させておいた。それが今でも生き続けているだけ。第三世代には中核三角環もDセロファンも無いから、正確なスペクトラムを塔に伝達することは難しい。オリカがクリスタルをダウンロードできたのは、明らかにミュールのスペクトラムと酷似していたから。



レーヴァテイルはオリジン、β、第三世代を問わずヒュムネコードを持っているが、ヒュムネコードは、ヒュムネクリスタルをダウンロードする時には必要ですが、ダウンロードしてしまった後は必要ない。一度ダウンロードしたヒュムノスが消えることはない。また、ルカのヒュムネコードはDセロファンによってフレリアと酷似するように矯正されているので、Dセロファンを抜いてもヒュムネコードが変わってしまうという事はない。



プロクシダイブは確かに、パラダイムシフトを直接起こさせることは出来ない。ただし、パラダイムシフトが起きやすくなるように誘導することはできる。いきなり深い階層に行く(=ダイブアドレスの変更)を行うことは理論上できるが、危険。コスモスフィアの世界を改ざんすることも、場合によっては出来る。ただしその場合、ルカvsクローシェの時もそうだったように、プロクシされる側も大いに抵抗する。その結果、改ざんを阻止される事もあるし、せめぎ合いの結果精神に傷を作ってしまうこともある。プロクシダイブを行うときは、ダイブ屋も普段は見逃しているようなFFTスペクトラムの変化でも見逃さずに強制終了してしまうこともある。また、プロクシを行う人は、ダイブマシンの中で自分の精神の一部にダイブ屋とダイブマシンプログラムをダイブさせなければならない。なぜなら、こうすることでダイブ屋と常に連絡を取ることが出来るようになるから。逆に言えばプロクシをしている側のレーヴァテイルは常にダイブ屋に監視されている。これを嫌う大半のセラピストは、この時点でプロクシダイブに抵抗がある。こういったことも含め、プロクシダイブは一定の安全性を確保しながら運用できている。



高密度のグラスノ波束を使えばいきなりレベル9に行ける。ただしあまりにも危険。具体的には、瞬時にしてレーヴァテイルの導体H波がダイバーのそれを潰してしまう。



他人のコスモスフィアで、ダイバー側のレーヴァテイルは詩を紡げる。ただしそれは、通常の現実世界で紡ぐのと同じで精神の内側から振るわせる訳じゃないから、紡げる確率は現実世界と全く同じ。



例えば3世代前の先祖がレーヴァテイル質を持っていた場合、それが発症することもある。3世代前にもなると、さすがに両親も覚えていないだろうから、端から見たら人間同士なのにレーヴァテイルが生まれていることになる。ただ、それが隔世遺伝(突然変異)なのか、たまたま両親共にレーヴァテイル質を持っていながら発症していなくて子供だけ発症したのか、その判断が付かないから、誰もあまり学術的には気にはしない。



オリジンは最初からプログラムされているヒュムノス・エクストラクトをいくつか持っている。それはそのオリジンの役割によって決まっていて、シュレリアの場合は塔を管理する系統のヒュムノスを、フレリアは塔を創成する為のヒュムノスを標準装備している。実はベータ純血種や第三世代も、レーヴァテイルとして標準で装備しているヒュムノス・エクストラクトを1つ持っている。それは、EXEC_HYMME/.というヒュムノス・エクストラクト。いわゆる「詩魔法」というのは「EXEC_HYMME/.」というヒュムノス・エクストラクトが、詩魔法サーバー(塔)に対して「特定箇所に想いを変換したD波を生成し供給せよ」という形で制御をしている。つまり見慣れた書式である「EXEC_HYMME_EMIKO/.」などの書式は正式な名前ではなく、分かりやすくそう書いているだけ。正式には「EXEC_HYMME/.#Luca extends EMIKO:24500 extracting」となる。最後の数字は、生成する想いの周波数帯を表現している。「EXEC_VIENA/.」なども、正式な書式は「EXEC_VIENA/.#Luca extracting」。ただ、ヴィーナはルカしか紡いでいない事と、エクストラクトは想いの周波数が詩側で固定値として決められているので省略している。



レーヴァテイルはオリジン含め、みな精神世界中に沢山のパラメノ成分(論理パラメノ)を持っている。それは鉱石のパラメノ結晶ではないけど、全く同じ働きをする。


開花していないレーヴァテイル質はコスモスフィアとして展開されておらず、詩魔法サーバー(アルトネリコなど)ともリンクされていないで、ダイブマシンで走査することはできない。人間の精神世界にチューニングを合わせることも出来なくは無いが、精神異常を起こしたりするため危険(理由としては、人間の場合、H波以外の波動も精神に作用しているためと言われている)。故に、発症していないレーヴァテイル質に対して、コスモスフィアへのダイブは不可能。



バイナリ野は境界門のすぐ傍。シュレリアの思念が漏れることがある



グラスノ結晶には、結晶化の法則がある。グラスノ結晶も同じで、導体D波がグラスノ結晶の中を通過するときに、結晶ごとに違う法則で流れていく。シルヴァホルンは、その導力の流れ方から結果を計算しているに過ぎない。全てのグラスノ結晶の法則をライブラリに保管しているというのではなく、その入出力特性から効果を創り出しているというのが正しい。よって新しい流れのグラスノ結晶が出たとしても、それはやや異なる新しい特性を持った付与魔法になる、というだけのこと。また、その際の効果バランスは、常識の範囲内から逸脱することは殆どない。未知の導体波の法則性が登場しても、それがグラスメルクのバランスを崩壊するような事にはならない。



月奏は、人間のレーヴァテイルみたいなもの。ヒュムノス語の前身を確立した人達でもある。今では「律史前月読(りっしぜんつくよみ)」と呼ばれている、ヒュムノスの古代語みたいなもの。その人達は、地面にたくさん埋まっている「唄石」に歌で語りかけ、その「唄石」から様々な力を授かっていたという。でも、唄石から力を授かるという具体的な理屈を解明したのは、最近の事。だからその前は、月奏達は自分が最も力を発揮できる「力場」を探していた。それはもちろん唄石埋蔵量が多い場所でしかないが、月奏にとっては自分の祈祷力が試されるとても重要な要因だった。どんなに頑張ってもレーヴァテイルの1/100の力も出せなかった。その為、末期の頃には月奏がたくさん集まってみんなで合唱をする用になった。これは、一人で歌うよりもたくさんで歌った方がより強い力を発揮する事が判ったから。メタ・ファルスの月奏達は、最終的には他の地域の月奏では束になっても太刀打ちできないくらいの力を付けることになる。これは「メタファルス律」の確立に寄るところが大きい。でも、その頃既にソル・シエールではレーヴァテイルが実用段階に達していた。だから、残念ながらメタ・ファルスの人達は「詩の力の使い手」として世界的に一目置かれる事はなかった。メタ・ファルスの人達がレーヴァテイルを神の子として崇める理由は、人間でもレーヴァテイルでも、詩の力で世界と語れる者を尊ぶ信仰を持っているから。



詩魔法(=ヒュムノスワード)には「ヒュムネコード」も「ダウンロード」も必要ない。それは単純に、自分の深層意識の深いところ、想いのパワーが強いところで発動している為に、あのクラスのエネルギーが動いているということであり、構造的にはヒュムノスエクストラクトとは全然違う。詩魔法、アルトネリコはそもそも塔を制御しているわけではない。グラスノ盤からエネルギーが放出しているが、ビームみたいなモノではなく、単なる高エネルギーの固まり。アルトネリコという詩魔法は、アルトネリコのリソースをそのまま使う、という事を具現化した詩魔法だから、それはすなわち導体D波をそのまま敵に作用するという意味になる。導体D波は無色透明だから、本当は全然見えない。



第三世代がβ純血種のパワーを一部だけ極端に越えることはあり得る。全体としてのパワーを越えることは理屈的には無くはないが、基本的に第三世代はブレが激しいため、確率論で言えば数%以下と言える。そのβ純血種より越える能力に関しては、例えばある特化した感情の部分だけ、というような特化の仕方をする。例えば「この話題に触れてこの感情が発露したとき」などになる。要するに、トラウマや昔の心の傷、大切な人のことなど、第三世代は人間であるが故にその想いの大きさのブレが大変大きく、それゆえレーヴァテイル質の露出特性と合致すると、もの凄いパワーになる時がある。



第三世代もβ純血種も、塔の管理者にはなれない。そもそも、オリジンとβ純血種や第三世代では、稼働理論が全然違うため。オリジンとはトップレベルのサーバーシステムを使い、詩魔法サーバーを一人で占有し、統括的塔制御コントロールシステムと融合結線されている。シュレリアは第一紀に、インストールによって様々な機能を入れられているが、あくまでそれはソフトウェアレベルの話であり、β純血種にそれらのインストールを施しても、塔と結線することは出来ない。現在稼働しているレーヴァテイルの中で、シュレリアの代わりに塔の管理者になれるのは、フレリアと、、β-6Dというβ純血種統合素体のどちらか。β純血種はβ-6Dの内的素体という位置づけですので、管理者になることは不可能。



原初の塔はアルトネリコの試作機みたいなもの。原初の塔は、アルトネリコの基礎的な部分の研究をするために創られた塔で、塔自体が出来ることは「導体H波の吸収>変換>増幅>導体D波の放出」というシンプルなものだった。それによって出来たことは、雨を少し降らせたりする程度だった。ちなみに、「公共音波網SONATA(原初の塔)」は、主に導力のエネルギー的利用についてがメインであり、現実で言えば電力供給に近いもの。第三紀での具体例としては、照明やドアの開閉などのような利用方法。「広域音波網SONATA(アルトネリコ)」は、原初の塔のSONATAを包含しつつ、レーヴァテイルを中心とした「想いの具現化、物質化」といった、第二世代の導力利用をサポートするサービスという事になる。



肉体と精神体は、レーヴァテイルの場合は同時に消える訳じゃない。肉体の死は中核三角環の寿命であって、精神世界(SH)サーバー内の精神の死とは違う。精神世界の整理は意外といい加減に作られていて、たまに不安定になったときはガベージコレクション(不要なデータを削除)をするけど、頻度は高くない。だから、死んだ後数年は精神体が残っているのが普通。ガベージコレクションでは、肉体とリンクしていない精神体のメモリが全部初期化されてしまう。インフェルの場合、嘘の肉体リンクデータを登録してあって、それを何度か免れている。



唄石原石は、普通の石で言うのなら、サファイアやルビーの原石のようなもの。様々な成分の石と「唄石結晶」が混ざって出来ている。そこから特殊な方法で分離をすることで、「グラスノ」「パラメノ」そして「その他の成分」に分離することが出来る。その分離前の唄石結晶というのは、グラスノとパラメノが一対一で両手を結んで結晶化しているようなモノで、パラメノ側成分は常に大気中にある惑星アルシエルの想い(導体H波)や、そこに住まう人々や動物、果ては自分と結合している混合石の想いを常に吸収し続けている。そして、パラメノ=グラスノ結晶は、一定の導力量を導体D波としてグラスノ結晶内に保ち続けながら、パラメノが仕入れた想いの分だけグラスノが導体D波(物質波)として放出している。ここで、人間が強い想いで祈ったとする。そうすると、パラメノがとてつもない想いの力(導体H波)を一気に吸収することになる。そうすると、もの凄い勢いでグラスノが導体D波を出力し、そのレベルの導力量ともなると、物質界に何らかの影響を及ぼすことになる。これが、唄石の起こす奇跡。唄石は割ることでもの凄い力を出すことになるのだが、それは「グラスノ結晶とパラメノ結晶の結合崩壊」によるものと、割るときの強い想い、それから石が感じる衝撃が強い想いとなってパラメノ結晶に入り込むから。結合崩壊に関しては、崩壊することでパラメノ=グラスノ結合が保持している導体H波のエネルギーを保有することが出来なくなって、全てグラスノがD波として放出してしまう事によるもの。このように、パラメノとグラスノは、それらがどのような形であっても相関関係を保っていない限り、導力を溜め込むことは出来ずに、それは結果として魔法の力としては発揮できない事になる。アルトネリコは、超巨大な唄石結晶とも言える



ヒュムネコードは、原則、オリジンは三文節、β純血種は4文節以上になっている。例えばシュレリアは「EOLIA_ANSUL_ARTONELICO」になっているが、それぞれの意味は「個識別名_ランク名_接続ターミナル名」という感じ。ランク名はそのまま、レーヴァテイル階層ツリーのどこに位置するか、を定義するもの。ANSULとは「最上位」の意味であり、「統率者」でもある。例えばミシャの場合「MISYA_FEHU_EOLIA_ARTONELICO」になっているが、「FEHU_EOLIA」というのがランク名になる。これは「エオリアに従属する」という意味になる。すなわち、シュレリアのDセロファンを元にして作った直系のクローンという事になる。最後の「接続ターミナル」というのは、そのレーヴァテイルの個人情報を管理しているサーバー名の事で、現在第一塔で稼働している中では「ARTONELICO」と「SOL=MARTA」という2つのサーバーがある。そして、これらのサーバーは基本離れているので、シュレリアが制御できる権限は「ARTONELICO」サーバーのみ。例えばフレリアは「FRELIA_ANSUL_SOL=MARTA」だから、ソルマルタサーバーの統率者、という事になる。ちなみに第一紀では、β純血種は更に多岐にわたっており、「FEHU_EOLIA」以外にも沢山あった。ジェネリックβと言われていた私依存ではない種も沢山った。その場合や例えば「NANAMI_FEHU_RX0018J_ARTONELICO」なんて感じになる。また、孫も出回った。例えば「SELLA_FEHU_NANAMI_RX0018J_ARTONELICO」などになる。このように、孫になっていくほど名前は長くなっていくので、最終的には寿限無寿限無…のようになってしまっていたレーヴァテイルもあった。ミュールの「MULE_TEIWAZ_ARTONELICO」という名前はチート。本当のヒュムネコードは「MULE_FEHU_EOLIA_ARTONELICO」。リダイレクトしているだけだから、どちらでも有効。



ヒュムネクリスタルというのは「詩を封じ込める」のではなくて、「塔をコントロールするプログラムを作る」、そしてそれに「想いを後載せでかぶせる」。プログラムだけだと、ダウンロードされたレーヴァテイルはどんな気持ちで謳っていいのかわからない。そうすると感情の出し方がわからなくなり、感情の度合=エネルギーの強さとなる詩魔法にとって、それはかなり致命的な事となる。思いっきり感情が表現できるような物語を後から入れる。歌を録音するわけではないので、こころ語りのようなものはヒュムネクリスタルにはすることができない。



ソル・シエールのレーヴァテイルもデュアルストールを行える。ソル・シエールとメタ・ファルスで今まで文化交流が殆ど無かった為に、文明がずれている。ただ、歴史上メタ・ファルスは一度第二紀ソル・シエールから侵略を受けており、その際に根付いた文化が結構ある。例えばダイブマシンなどがそれに当たるが、もしかするとデュアルストールもその1つかもしれない。というのも、第二紀にはデュアルストールに似た強化法が有って、それはとても大規模なシステムを必要とした軍隊向けのものだったが、最終的なインストールのされ方が「波動荷浸透方式」というデュアルストールと同じ方法を採用している。



ジェネリックβというのは、俗に「汎用β種」というナナシ達の事。製造原価が安くて性能もそれ程劣らないために、第一紀終焉や、第二紀には沢山作られていた。β理論によって生まれたβ純血種は基本、シュレリアのパラメータをマスターとして、それをコピーして作られているが、ジェネリックはそのマスターがシミュレータによって人工的に作られたモノ。すなわち仮想的に計算だけで作られたオリジンがマスターになっており、それは完璧なモノではなかった。それにより事故が起きたりしたこともあった。回収騒ぎもあったが、レーヴァテイルの人権上それも難しかったようで、そもそもジェネリックβという存在自体が最後まで議論され続けていた。その仮想オリジンは、各ジェネリックβ開発会社ごとに若干個性が異なり、それが会社のカラーにもなっていた。会社によって「RA1102JX」のように記号であったり、「エスカ」といった名前が付いていたりもした。



第三世代におけるコスモスフィアの形成は、だいたい13歳くらいの時にある程度の固定化をする。その前に発症する場合…特にクローシェのようにI.P.D.を3歳で発症をした場合でもコスモスフィアは存在するが、13歳程度までの間は大変不安定で、ダイブには適さない。正確には、13歳くらいの時に安定する、というニュアンスになる。13歳以下でのダイブ行為は、精神が不安定な為、いわゆる「世界」として構築されていない部分が沢山存在する世界になります。そういった所にダイバーが足を踏み入れてしまうと、ダイバーも理不尽な死を遂げたり、レーヴァテイルも精神に異常を来したりするために危険。β純血種の場合は6歳相当で誕生し、やはり13歳程度まではダイブしない方がいいと言われているが、第三世代ほどリスクは大きくない。15歳などで発症した場合は、その時点でコスモスフィアは確立しているケースが殆ど。発症と同時に、NEE(レーヴァテイル生命維持機構)によるコスモスフィアのエラー訂正が行われ、全エラー全修復という形でコスモスフィアの書き写しが行われる。これによって人間質とレーヴァテイル質の精神が統合され、矛盾のない人格が形成される。もっともこれは発症年齢に関係なく行われる事。



コスモスフィアの中には、大抵の場合「ストーンヘンジ」と「いのちの塔」は存在する。ただし、人によってはそこまでたどり着けないくらい大きな精神世界を持っている人もいるから、特にいのちの塔は、必ずしも見られるとは限らない。ストーンヘンジやいのちの塔は、本来無形のものであるそれぞれの精神機構を形状化したもの。いのちの塔は、ゲーム中でも語られている様に、レーヴァテイルと塔を結ぶエネルギーバス。そしてストーンヘンジは何かというと、簡単に言ってしまえば「インストールポイント」の機能面においての形状化。要は、精神世界と現実との境界、接続点…すなわちインターフェイスの部分にあたる。この2つは、どんな精神を持っていようとも変わらない、心の中のシステム領域のようなもの。



もし詩魔法サーバーが効果範囲外でRT質が休眠状態に入っている第三世代I.P.D.レーヴァテイルがいても、彼女にダイブすることはできない。いわゆる「塔と交信できない状態」にある為、ダイブは出来るけど何もない状態というのが一番正解の答え。もっと簡単に言えば、真っ白だったり真っ黒だったりする、という事になる。データ的には「00」の羅列。ただ、アクセスポイントに当たるインストールポイントがあるから、ダイブ自体は可能。でもダイバーは、五感に何も感じない世界にただ一人存在することになる。真っ暗い中で宙に浮いている状態のようなもの。少し影響圏内に入ると、ちょっとだけ世界が見えてくる。



エクサピーコに関しては、現在のソルシエールの科学ではまだ完全には解明されていない。エクサピーコ自体は3次元的なものではないため、3次元世界ではそのすべてを見ることは不可能である。現在我々が観測に成功している波動は、D波、H波、N波など、全部で10種類程度存在するが、その機能と法則が明確に分かっている波動はD波とH波だけであり、それ以外は全くわかっていない。更に、アルシエルの外には、更に100を越す波動形態が存在し、その外側には更に多くの形態が存在してる。それらの全ては3次元世界で見ることはできない。アルシエルは、エクサピーコを基点とする波動を相当な段階中継した波動によって形成されているので、アルシエル、そしてアルシエルの住民はエクサピーコに内包されている、厳密にはエクサピーコの想いそのもの、エクサピーコの妄想であると言っても過言ではない。世界はフラクタル的な構造になっていて、その波動成分と規模は極端に違うが、出来ること、やっていることはエクサピーコも人も同じ。この世界は「無限のマトリョーシカ」とも言える構造をしている。波動の伝達に必要な媒質は、現在のところ見つかってない。波動の粒子性に関しましては、少し解釈が異なっている。この世界の理論で言えば、波動は高エネルギーとなったときに特定の波動格子パターンを形成することで大きな反発力を持つことが出来、それは他の特定格子パターンの波動を退ける性質を持ってる。その反発力はコリジョン(衝突面)となり、それがいわゆる「物質」として認識される、という考え方が定説となっている。



理論上は大型の心の護はいないことは無い。ただ、心の護が形成される時点(幼少期)で見える世界はそれほど大きな世界ではなくて、大抵自分に身近なものが心の護になるから、物理的に巨大なものが心の護になることは滅多に無い。単方向的、仮想的なものは心の護になりにくく、故に、あまり現実離れしたものが心の護になることはない。



レーヴァテイルの記憶は、塔の中に存在するSHサーバーという所にある。SHサーバーとは、わかりやすく言えば精神世界の本体が有るところ。β純血種とオリジンの心は全て、塔の中に存在する。第三世代だけは、人間質と共存している為に、SHサーバー以外の所にも記憶や想いが存在する。そして、一生懸命SHサーバーとのミラーリング処理を行っている。この記憶のメモリは、理屈上塔が壊れてしまうまで残る。



βのクローンは不可能。β達というのは、シュレリアの複写によって作られたβ-6Dの広大な精神世界をコンパートメント(分割)し、その1セグメントを使用して作られている。βはシュレリアのコピーの一部分であり、その一部分に全部が入っている。この全部というのは、レーヴァテイルのカーネル、すなわち基本的な稼働に関する事であり、正確や容姿といった部分は個別に調整する。そのレーヴァテイルの基礎になる生命の源の部分が、作るのに大変コストがかかり、リソースも沢山消費する部分。ですので、β-6Dという1体のオリジン同格の生命体を作り、その生命の源の部分を全βで共有することで、大幅なコストダウンが図れている。



Dセロファンには拡張部分があって、プレインストールヒュムノスはそこに書き込まれているのよ。ミシャの場合、クロニクルキーが書き込まれていて、天覇がヒュムネクリスタルだと思ってしたのがDセロファンだった。全てのβ純血種には、そのDセロファンにヒュムノスが1つプレインストールされている。それは「EXEC_HYMME/.」という、詩魔法を発動するためのヒュムノス。厳密な効能キーは「妄想の具現化」。第三世代はこのDセロファン情報も焼き付いてしまっているから、何も意識しなくても詩魔法が謳える。



アルトネリコやインフェルピラは、理論上は処理落ちもありえる



塔にアクセスできるシュレリアやミュールはヒュムネコードやその他の情報を知っていれば、検索をして特定のレーヴァテイルの記憶を見ることは特定のソフトが有れば見られるけど、普通は見ることは出来ない。特定のアドレスを見つけてだれかの精神世界の場所を突き止めるのは、それ程難しいことではない。寧ろそのデータの流れから記憶を検索したり、何を考えているのかを覗く方が、色々と面倒。



意識を失っているレーヴァテイルにダイブすることは可能。気を失っているというのは、精神はしっかり動いているけど身体が停止している状態。それは睡眠中とよく似ている。すなわち、精神的には何の問題もなく稼働しているということ。気を失っているからダイブしにくい、といった事は起こりえない。ただ、気を失っているのではなく、精神が停止している状態の場合は別。例えば頭を強く打って気を失っている場合はダイブは可能。でも、サーバー側から情報操作されたり、精神世界ダイブ中に思わぬ事故で精神が異常を来した場合などは、ダイブできないこともある。



サスペンド状態のアルトネリコでは、 詩魔法が使えない。ヒュムノス単語も思い描けなくなるし、見たり聞いたりしても理解できなくなる。でもそれ以外の、生きていくことに関する機能が停止したりすることは無い。塔の機能にはサービスインフラ機関(SIS)とベーシックインフラ機関(BIS)という2つの属性があって、サスペンド中はSISのみ停止する。BISは俗に詩魔法サーバーと呼ばれるSH_RAM(パラメノを主体とする定常H波記憶装置)や環境制御コントローラー(彩音回廊)、重力制御コントローラー(プラズマベル)などが該当する。SISの代表は、コンソールと言われるシステム。コンソールとは導体H波をREADし、導体D波を誘導して処理する機関…すなわち詩魔法を処理する機関のこと。オリジンの思考回路はSISに入っている。その理由は誰も知らない。



第三世代というのは本来は人間だから、人間としての想いを持っているわ。第三世代の発症というのは、理屈的にいうと「人間の中にあるRT質の特定箇所とSHサーバーの特定アドレスが偶然一致してしまう事により、SHサーバーが人間をレーヴァテイルだと間違えて認識してしまう事。勘違いしたSHサーバーは、「今までウッカリ見落としていた(と勘違いした)レーヴァテイルの精神領域を正常化する」処理を行うわ。これはNEE(レーヴァテイル生命維持機構)の協力も得て行うもので、五感や思考、記憶といったあらゆる入力媒体から急速に情報を取得し、精神世界を構築し始める。その処理には10日程度かかるらしい。それが終わると、人間が本来持つ精神世界とレーヴァテイルのSHサーバー内の精神世界は、ニアイコールになる。その後もこの補正は絶えず行われ、いわば人間側とレーヴァテイル側の精神はミラーリング状態が維持される。



機能が停止しているときにでも、通常にダイブは可能。それも、特に問題なくダイブを行うことが出来る。それは、精神世界のあるSHサーバーがサスペンド時に機能が停止する側のサービスであるSIS(サービスインフラ機関)に含まれていないから。ダイブマシンも塔のシステムとは関係ない第三紀に作られたシステムだから、やはりSISには含まれておらず、故にダイブすることが可能。シュレリアのバイナリ野に当たる部分やその動作を制御するシステムは全て、SISに属している。



第三世代はヒュムネコードはあるが塔に登録されていないが、もし登録ができれば第三世代でも理論上はヒュムノスを謳う事が出来る 。もしヒュムネコードの登録技術が今でも残っていたら、第三世代のヒュムネコードをスキャンして塔に登録すれば謳うことが出来る。でも気をつけないと、ヒュムノスに生命力を食べられて死ぬ事もある。



シュレリアの場合、塔とのリンクは全部手作業で行っていたこともあって、10%程度しか行われていない。ARTONELICOサーバーだけでも把握は十分ではないから、SOL=MARTAサーバーの事はわからない。



ティリアは感じたり表現したりすることが出来る限界周波数が、シュレリアやフレリア、β純血種より遙かに高く設定されている。それによって、シュレリア達には見えない存在も見える。要するに、もっと高次元の生命体の事。あと、シュレリアによってレーヴァテイル理論が確立がされてからの生産としては初のオリジンになるから、色んな点で、私の性質で欠陥と思われた部分が改善されて入れられている。ただ、限界周波数を上げていたり、他にも様々な部分で新たに試験的な試みを入れているため、シュレリアたちよりよっぽど不安定な個体。



シュレリアとフレリアはバイナリ野で会える



1人のレーヴァテイルがダウンロードできるヒュムノスは無限と思ってよい





レーヴァテイルと塔はH波という波動で繋がっている。H波は物理的な3次元空間であるD波空間とは別の次元にあって、いわゆるD波空間とはあまり干渉しない。要するに、距離という概念が常識とは違う空間に存在していて、レシーバーである「塔のSHサーバー」とトランスミッターである「レーヴァテイルの中核三角環」は、違う場所にいて同じ場所にいるのと同じ、という感じの概念。それを「H波テレポーテーション」と言って、D波空間的に遠い位置に存在する2点のH波が、互いに共鳴し合ってミラーリングする法則がある。D波的に遠い位置に存在しても、H波的には同一場所に存在している。これにも影響圏が存在する。H波にもエネルギーの距離減衰は起こるから、一定の距離を離れてしまうと同一化が起こらなくなる。これが塔の有効範囲になる。混線は理論上はない。



星語(アルシエラ)の母音は「A:スカラー」は「力」、「I:プレイ」は「祈り」、「U:イクスピアリ」は「夢、希望」、「E:ネイバー」は「隣人、恋愛」、「O:カルマ」は「業、罪」、「N:マンダラ」は「永遠、無限」。



ヒュムネクリスタルに「想いのみ」を込めることは可能。塔に作用するプログラムを「想いのみを込めたヒュムネクリスタル」に後で組み込むということも可能。
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  1. 2012/09/11(火) 14:27:02|
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